怒ってる時だけでなく、絶対喜んでるのに噛んでくるとか、ソファーやドアを噛んで傷だらけにされたり、電気コードをかじってケガや誤飲をしないか心配・・・と悩んでいませんか?
それは噛み癖がついてしまっているかもしれません><
噛み癖はできるだけ早く、できれば子猫の内に対策することでより早く改善できますよ(*^-^*)
噛み癖は放っておくとケガをする、させてしまう可能性があるため、きちんとしつけをして少しでもリスクを減らしておきたいところですね!
猫が噛む理由
怒っているともちろん噛みますが、怒っていなくても不快なら噛むし、遊んでいるつもりでも噛んでくるので、噛むことに理由はないというか、どんな理由でも噛む子は噛みますよね。。。
理由になってないと思われてしまうかもしれません。
でも、実際噛まない子もたくさんいるということは噛んでしまう子と何か決定的な違いがあると思いませんか?
例えば全く噛まない子は「噛んではいけない」と理解しているし、噛まれても全然痛くない子は「強く噛んではいけない」と理解しています。
これを理解させるためには、やはり「しつけ」が必要です。
どんな理由であれ強く噛んでくる子は、子猫のうちに親猫や兄弟と離れてしまって1匹で育った子が多いです。
子猫の時に一緒に育った猫がいればお互いに噛んだり噛まれたりして、噛まれると痛いということを覚え、噛む強さの加減ができるようになります。
しかし、その機会がなかった子猫は噛まれると痛いということが学習できず、加減ができない子になる可能性が高くなってしまいます。
その場合の噛み癖はなかなか治らず、そのまま大人になってしまうとさらに治すのが難しくなってしまいますので、しつけはできるだけ早く取り組むのがいいと思います!
噛み癖を何とかしたい!
実は先日親族が猫を飼い始めましたが、まだ小さいためかすごい噛むんです。
ごはんを出すとまだお皿に入れてないのに袋ごと奪っていくほど元気な子です。
そこで色々な噛み癖対策を実践してみたのでその実体験を交えながら効果を説明します!
一般的な噛み癖対策はこちら
- 痛い。ダメ。と落ち着いた声で言う
- 噛んだらおもちゃにすり替える
- 噛んだらそのまま少し奥に押し込む
- 噛んだら鼻あたりにスプレー(水)をかける
- 噛んだら専用しつけスプレーをかける
1→5の順番で実践しましたのでその結果をどうぞ!(ただし猫によって結果は変わると思います)
噛み癖のしつけを実践しました!
親族が飼っている猫ちゃんは車のボンネットの中にいたところを優しい方が保護してくれて、親族の家に迎え入れさせたいただきました。
迎え入れた時は生後4か月くらいでしたが最初から噛み癖があり、可愛いのですが痛いです。
シャーやフーといった威嚇はなく、動いている手に反応して遊びに来てしまうのです。
しかし、あまりに噛むので優しく噛み癖のしつけをしました!
痛い。ダメ。と落ち着いた声で言う。噛んだらおもちゃにすり替える。
遊んでいるときに噛まれたら遊ぶのをやめて「痛い。ダメ。」と落ち着いた声で注意しおもちゃにすり替えるというのを約1ヶ月繰り返しました。
しかし、特に効果は実感できず…( ˘ω˘ )
「痛い。ダメ。」と言いながら噛まれていました。
猫にとっては落ち着いた声で注意=真剣に注意されているという自覚が芽生えていないようでした。。。
噛んだら少し押し込む
次は、噛まれたら少しその指を押し込みました。
も~めっちゃ痛かった(´;ω;`)
自分も痛いし、猫も苦しくない?って思うとやっぱり気が引けます。
子猫の歯って細くて鋭いので特に痛いんですよね。
噛まれる痛みに耐え続けるのも厳しかったのでこれは断念しました。
鼻あたりに水スプレー
結果は!?
結局は消去法により「痛い。だめ。」と言いながら「おもちゃを噛ませる」ことを継続していきました。
そして変化していった様子がこちら!!
↓↓↓まずは生後4-5か月あたり!
絶対に噛むという強い意志を感じる。
↓↓↓そして生後10カ月頃!
成長しました(見た目)。
相変わらず噛みます!!
が!間違いなく改善されています!
まず噛む力が少し弱くなった(でも甘噛みにしては痛い)、噛むのは興奮した時だけ(遊んでいてテンションが上がると噛んでくる)など、歩いてるだけで噛んでくるようなことは無くなりました。(超重要)
噛み癖がなかなか治らずお悩みの方、焦らずゆっくりで大丈夫です!
5か月でこの程度の改善の家もありますから!(・ω・)
でもまだ諦めていませんよ。これからも優しく注意しながら3代目の蹴りぐるみと共に噛み癖対策していきます!
♦噛み癖のまとめ
猫のいたずら対策
爪とぎ対策
爪とぎを買ったのにソファーで爪をとぐ!
など、家具で爪とぎをしてしまう猫ちゃんはいます。
家具での爪とぎ対策には以下のようなものがあります。
- こまめに爪を切る(深爪注意!)
- 爪とぎの素材・かたち・置き場所の工夫をする
- 保護シートを使う
1についてはやりすぎ注意です。よく猫ちゃんの爪を見て、適切な状態をキープしましょう。
2は猫ちゃんによっては段ボール素材の爪とぎは使わないなど、好みもそれぞれあります。
うちの子は麻のタイプの爪とぎが一番のお気に入りっぽいです(*^-^*)
寝起きから爪を研ぐ、ごはんの後など、爪をとぐタイミングがなんとなく分かるようならその近くに爪とぎを置いてみるのも効果があるかもしれません。
3の保護シートは壁紙に貼れたりソファーに貼れたり、様々なタイプがネットやペット用品店にあります。百均にもありますね。ただ賃貸住宅の場合は、きれいに剥がさないと修繕費がかかってしまう場合がありますので注意が必要です。
市販の爪とぎ防止スプレーもあるので爪とぎ禁止場所にスプレーをしておくとイイかもしれません。段ボールタイプの置くだけの爪とぎのみの場合はポールタイプの爪とぎを置いてみましょう。
コード対策
コードをかじって感電!なんてことになったら大変!しっかり対策しましょう!
コードのいたずら対策は以下のようなものがあります。
- まとめる・束ねる・隠す
- カバーをつける
- ケーブルボックスでまとめる
- 整理整頓
コードがプラプラしてたら猫ちゃんの本能が刺激されちゃいます。
コードで遊んでしまうかも!結束バンドや百均にあるコードをまとめるグッズを使ってまとめましょう!
家のテレビの裏です。ミルクのお散歩コースです。(汚くてすみません。ミルクがよく行くので毛だらけです。)
足に絡まって転んだりしないようにテレビ裏にワイヤーネットをフックにかけ、コードをまとめて固定しています。すべて百均で揃えました。
百均のワイヤーネットって万能すぎ!ホームセンターにもありますし百均にもありますよ(*^-^*)
他にもコードに巻き付けて設置するタイプのコードカバーも販売されていました。
ただ私だけかもしれませんが、カバーは装着が大変でした!^^;
なのでイタズラの程度にもよりますが、ケーブルボックスのほうが私はおススメです^^;
簡単だし見た目も美しいし、そもそもコードに触れなくなるので♪
あとは普段から整理整頓をしておくことも大切ですね。
コードに限らずイタズラや誤飲・誤食を防ぐには整理された空間が望ましいです。
猫ちゃんが飲みこめてしまうサイズのものはしまっておきましょう。
ねこじゃらしも出しっぱなしは危険です。
猫ちゃんの元気は飼い主の元気につながりますよね(*^-^*)
ぜひ安全な環境を作ってあげてくださいね( *´艸`)