キャットタワーって必要?どんなのがあるの?

準備
準備
猫を飼う前や、飼ってしばらくした時に、キャットタワーの購入を考える方もいると思います。
それなりのお値段もするし、サイズも小さいものから大きいものがあって、そもそも本当に遊んでくれるの?と思ったり。
今回は我が家がキャットタワーを購入して良かった点、後悔した点などを正直に書いていきたいと思います(*^-^*)

キャットタワーを買ってよかった点

猫ちゃんは高いところが好きですよね。
これは猫が元来、高いところから獲物を狙っていたという名残があるそうですよ。

周囲を見渡せると安心するので、キャットタワーはそういった猫の習性を考慮した作りになっています。
キャットタワーは猫の好みを理解した、猫のためのお城です

登ったり降りたり、上下運動になるので運動不足の解消やストレスの発散にも繋がるのでお家にあると猫にも飼い主にも役立つアイテムだと思っています。

特に子猫のうちだと新しいものへの適応力が高いです。
我が家では生後2か月で迎え入れてから1か月もしない内に購入しました。

昼間に組み立ててその日の夕方には登って遊んでくれて嬉しかったです(*^-^*)
組み立てるの大変だったので、頑張って良かった~!ってなりました。

すでに買ってから2年ほど経っていますがまだ現役です。
今ではキャットタワーで寝たり、プロレスをする場所になったり色々活用してくれているようです。

キャットタワーを買って後悔した点

一番は場所を取ることですね。
我が家では幅が70cmくらいで高さは2mくらいのものを購入したのでそれなりのスペースが必要でした。

ちなみに、1人で1時間半くらいかけて組み立ててリビングに設置したのですが、やっぱり和室に置こうということになり、動かそうとするも重すぎて動かせず。。。
高さがあるので下手に動かすと倒れそうでした。
結局その高さと重さ故に一度半分くらいまで解体し再度組み立てることになりました・・・。

これ↑も悪い点というか面倒な点ですね。大きめのものを買うと移動できないというか取り回しが効かないというか。。。

他にもこれから発生するであろう、「どうしよう」という点があります。
それは処分をする時です。今はまだ現役ですが、遠くない未来に処分する時が来ます。
果たしてこれは何ゴミなんだろう・・・。
床面は木の圧縮材のようなものに布?(ふわふわ)が張られ、爪とぎの部分は麻ですが、接続部分はがっつり金属です。
(多分きっとうちのは壊れないし生涯現役でいてくれる)

字数だけみれば後悔した点のほうが多いですが買ってよかったと思っていますよ( *´艸`)ウフフ

キャットタワーの種類

据え置きタイプ

数十cmくらいのコンパクトなものや2mを超えるものがあります。
大きくなると自分で組み立てることになりますね。

猫ちゃんってたまにものすごい速さと勢いで走ったりしますよね。
その時にグラつかないよう、愛猫ちゃんの体型・性格など考慮し、ずっしりしたものを選ぶと安定感があっていいですね。

我が家は据え置きタイプのハンモック付き・土台が厚いものを購入しました(*^-^*)
もう購入してから2年ほど経っていますが全然壊れていないので耐久性は良いと思います!

突っ張り棒タイプ

スリムで高さのあるタイプです。
そしてインテリアにマッチするオシャレなデザインのものが多いです。
天井までがタワーとして使えるので、一番上の段は天井付近になって人間の手が届かなくなります。
ただし、パワーや重量がある猫ちゃんがダッシュするとズレてしまうことがあるので、購入時には支えの棒がしっかりしたものを選んだり、取り付ける際には外れないよう丁寧な設置が必要となります。
また、設置後は定期的に緩んでいないかチェックをしましょう。

選ぶポイント

頭数・性格・年齢を考慮しましょう

飼っている頭数が多いのに、小さいキャットタワーでは猫ちゃんも窮屈になってしまいますよね。
普段から2匹以上で追いかけっこをしたり、プロレスをしたりするなら、大きさもあって安定感のあるものが良いですね。

猫ちゃんの性格によって選ぶ基準を変えてもいいでしょう。
例えばいつも元気いっぱいでよく走り回ったり、ニャーニャーと構ってコールをしてくるような猫ちゃんには大きめのキャットタワーをプレゼントするといいかもしれません。
我が家のキャンディーも元気いっぱいでなので、床から一段ずつ登るのではなく、何かを狙っているように上を見定めたあと、4段くらい飛ばして登ってます。
140cmくらいはジャンプしてると思うのでいい運動になっていそうです。

逆に普段からおとなしくておしとやかな猫ちゃんの場合は安定感よりも高さがあった方がいいかもしれません。
上から見下ろすことで猫ちゃんは安心しますし、飼い主は見下されているようで幸福を感じますよね(?)

キャットタワーを選ぶ上では年齢も重要です。
シニア猫ちゃんの場合は高さはあまり重要ではありません。
年齢を重ねると、登ることはできても下に降りることが難しくなってきます。
ハンモックがついていたり、ちっちゃな小屋がついているようなものを選ぶとより落ち着ける空間を作ってあげられますね( *´艸`)

爪とぎつきがおすすめ

多くのキャットタワーは爪とぎができるようになっています。
麻のタイプのものが多いですが、我が家のキャットタワーはコットン製の爪とぎがついています。

こんな感じの↓↓


すごく太いタコ糸みたいな感じの紐がぐるぐる巻きになった爪とぎです。
麻の爪とぎも使っていましたが、しばらくするとボロボロと裂けて取れてきちゃうんですよね。。。
でもコットン性はほつれにくいんですよ!

購入してから2年後の爪とぎ部分がこちら↓↓

だいぶほつれてきていますが、まだ紐がほどけるほどボロボロにはなっていません。
それに、左の爪とぎ部分は全くと言っていいほどほつれていません。
だから、よく使うところとあまり使わないところで棒を入れ替えればさらに長く使えるんです!

素材

まずは木製です。これは掃除が楽ちんです!
サッと拭けばきれいになりますね。しかもオシャレです
少々場所を取ったって、インテリアとしての効果も期待できます!

デメリットは、木製だと冬は冷たくなるので寒いし、つるつるしているので滑りやすいです。
猫ちゃんの肉球は滑り止めの効果はほとんどなく、あくまでクッションの役割と言われています。
しかも肉球周りにも毛が生えているので余計に滑ります。
元気でよく走り回るような猫ちゃんであれば、床面にはマットやシートなどをひいてあげたり、他の素材を検討するのもいいでしょう。
暖かい場所も作ってあげると猫ちゃんにとってお気に入りの場所になるかもしれませんね(*^-^*)

ふわふわ素材のキャットタワーはふわふわ・暖かい・気持ちいいの三拍子で猫ちゃん喜びそうですよね^.^
あと、ふわふわしてるからかわいいもありますね(*’ω’*)

デメリットはお掃除が少し手間です。
サッと拭いて終わり!というわけにはいかず、無限にコロコロができます。コロコロコロコロしても無限に毛が取れます。
なので適当なところでコロコロはやめて掃除機で軽く吸ってから、最後はお湯で濡らし固く絞った雑巾で拭いています(*^-^*)
濡れ雑巾で拭くとコロコロや掃除機では取れない、ふわふわに挟まった毛や汚れが取れますよ!

布製のものは木製・ふわふわ素材の間をとったイイとこ取りです。しかし汚れには気を付けないといけません。
もし猫ちゃんが吐いたりした場合、木製は拭くだけだし、ふわふわはふわふわしてるから目立たないけど、布はシミが残ります。
シミ汚れを心配しなければ毛の掃除はしやすいし、木製みたいに冷たくならないし、デザインもスタイリッシュでインテリアに馴染むという大変魅力的な素材のキャットタワーです。

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キャットタワーの注意点

おもちゃ付き

ネズミのおもちゃがぶら下がっていたり、遊ぶポイントを作ってくれているキャットタワーもあります。

しかしいつの間にかおもちゃがない…。なんてことも。

遊ぶうちに落っこちただけならいいですが食べてしまったか心配になります。

日中は仕事などで猫ちゃんを見ていられない時間が多いという方は、おもちゃは取り外しておいた方がいいかもしれませんね。

劣化

購入時は綺麗だったキャットタワーも年月が経てばボロボロになってくるし捨てる日も来ます。

キャットタワーに限らずですが、捨てる時のことも考えて購入するとイイですね。大きいものはそれだけ大変です。

ハンモックや爪とぎ部分など、ボロボロになります。

その時を考えるとにパーツ別にも販売しているキャットタワーを購入することをお勧めします。

我が家は2年くらいでハンモック部分だけ変えましたよ~^^;爪とぎ部分もそろそろかな、と思っております。

色々お話しましたがキャットタワーは必ず必要なものではありません。
新しいものに警戒する子も多いです。
ですが、運動不足やストレス解消にもなるので私は買って良かったな~って思っています(*^-^*)
購入の際には愛猫ちゃんの年齢や性格を考慮しピッタリのキャットタワーをプレゼントしてあげてください☆

名前を呼ぶと覗き込むように反応してカワイイ~!!見下ろされる幸せを感じる。