小学生の夏休みに!猫がテーマの自由研究!

雑学
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小学生の夏休みといえば自由研究!
とにかく猫が大好き、だから猫を題材に自由研究がしたい!
そんなお子さんのために猫に関するおすすめの自由研究を学年別で紹介します☆

自由研究が夏休みの宿題になるのは2~3年生からの学校が多いので1年生は省いています。
1年生でも自由研究を提出する場合は2、3年生向けの内容を参考にしてくだいね(*^^*)

小学2・3年生向け

小学2・3年生におすすめなのは
『猫と自分の違い』です。
猫には沢山の毛や、ひげが生えている
猫の耳は大きい、猫の目は黒目がすごく大きくなる(どんな時に?)
など、猫と人(自分)の共通点や違う点を簡単にまとめましょう。

・研究のテーマ

猫の観察と僕(私)との違い
猫の体のヒミツを探ろう!など。

・研究のきっかけ

一緒に暮らす猫のことをもっと知りたいと思った。
猫が大好きだから猫の生活や体のつくりに興味があった。など

観察ポイント

猫の睡眠時間

Q・ネコってよく寝ているけど1日何時間ねているのかな?
・猫の睡眠時間は約12~16時間
(自分の睡眠時間と比べてみよう!)
猫はよく寝る子→寝子→ねこ
という名前の由来があるよ!
しかし!猫を飼っている子なら分かると思うけど、猫って物音がするとすぐ起きるよね!
猫の睡眠時間は約12~16時間と長いけど、そのほとんどが浅い眠り(レム睡眠)なんだよ!
熟睡している時間は全体のうち3時間程度といわれているんだ!
なぜなら寝ている時も周りを警戒しているから(‘‘)

とは言っても飼い猫歴が長いと仰向けで長時間熟睡という、野生をすっかり忘れたカワイイ猫ちゃんもいますね(;^_^A

猫のヒゲ

Q・猫にはヒゲが生えているけどなんのためだろう?
・猫のヒゲはセンサーの役割があるよ!
高く細い場所に飛び乗ったり、そこから降りたりする時、ヒゲが空気の流れをキャッチしてるんだ!
バランスをとるためにもヒゲはとっても大事なんだよ!
猫のヒゲの仕組みを参考にしてね♪

猫の耳は良い

猫はとっても耳が良い!
飼い主さんの足音を聞き分けることもできる!
左右の耳を別々に動かすこともできる!
人間はなかなか耳を動かす…、それも左右別々になんてできないよね!
君はできるかな?

猫の黒目が大きくなる理由

猫の黒目は暗い場所では大きくなって明るい場所だと細くなる!
これは人間と同じなんだけど、ビックリした時やねこじゃらしで獲物を狙う時にも黒目は大きくなるよ!
猫の黒目が暗い部屋で大きくなるのは、目に必要な光を取り込んでいるからなんだよ!
暗いところにはそもそも光がとっても少ないよね!
『少ない光を取り込むために黒目(瞳孔)が大きくなる=瞳孔が開く』という状態になっているんだよ(*^^*)

など、自分との外見的な違いと大まかな理由をまとめるだけでも立派な自由研究です♪

研究のまとめとしては
「大好きな猫のことをたくさん調べてたくさん知ることができました。
とくに猫の耳はよく聞こえるだけではなく、
飼い主の足音を聞き分けたりできることがすごいと思いました。
猫のことを知って、もっと猫と仲良くなれると思いました。」

などでどうでしょうか(*^^*)

上記は低学年向けに簡単にまとめてありますが、もう少し詳しく書きたいという方は下記のリンクを参考にしてください(*^^*)

・猫の耳の構造

・猫の目の構造

・猫のヒゲの役割

小学4・5年生向け

小学4・5年生では1つか2つの場所を重点的に詳しく研究し、まとめるとカッコいいですね!
たとえば
猫と人間の味覚の違い
猫と人間の聴力の違い』など。

・研究のきっかけ
美味しそうにごはんを食べる猫を見てどんな風に味を感じているのか、人間との違いが気になった。
音が聞こえた方に耳を動かす猫を見て、どんな風に音を感じているのか、人間との聞こえ方の違いが気になった。

猫の味覚について

猫の聴力について

↑↑詳しくまとめてあります(*^▽^*)
参考にしてくださいね♪

・猫の味覚
猫は甘さを感じません。
猫は酸味も苦味も苦手ですが、人間も幼少期は毒物など害のある味として認識するため苦手です。
しかし人間は成長過程で様々な味に触れることで、ピーマンなど苦味のある食材も食べられるようになっていきます。
人間は味に触れ、慣れ、成長していきます。

ちなみにキャットフードやちゅーるなど、
猫用の食べ物は匂いが強いため味も濃そうに思いますが実際にはかなりの薄味です(舐めてみました)。
人間がしょっぱいと感じる味付けだと猫には塩分過多です。
猫は嗅覚で判断すると言われているためごはんの匂いが強いのです。
猫のごはんを食べることはおすすめできないので、食べた私の記事を参考にしてくださいね☆(上記の猫の味覚の記事でキャットフードを食べた感想を書いています)

猫用のかつおぶしと人間用のかつおぶしの食べ比べもしましたが猫用のほうがやはり少し薄味ですよ(*^^*)
人間用も猫用もかつおぶしの原材料はかつおです。おやつにぼしも材料は同じにぼしだし、どんな違いがあるかな~と食べたけどこれも薄味でしたね。

・猫の聴覚
猫はとっても耳がいいです!
野生の猫はネズミなどの小動物を狩るために、
ネズミ同士の会話や足音を聞き取れるよう聴力が発達したと考えられています
飼い猫も飼い主さんの足音を聞き分けられるそうですよ。
また、子猫は親猫にきちんと声を届けられるように、親猫にだけ聞き取れる超音波で鳴くことができます。
ちなみに人間の赤ちゃんの泣き声も聞き取りやすい音域なんです。

味覚も聴覚も、違いはありますが共通点もあります。
違いと共通点を見つけてまとめれば立派な自由研究です♪

研究のまとめ方としては(味覚の場合)
「猫と人間の味覚の違いを調べた結果、舌に大きな違いがあることが分かりました。
猫の舌には糸状乳頭(しじょうにゅうとう)というトゲが沢山生えていること。
人間よりも味蕾(みらい:舌にある味を感じるところだよ)は少なくて、甘味を感じないこと。
そして、猫が苦味や酸味を嫌う理由は自分の体を守るためであり、
自分を守り、生きていくために必要な味覚は備わっているのだと思いました。」

などはいかがでしょうか(*^^*)

小学6年生向け

小学6年生におすすめの猫関連の自由研究は
猫のたんじょう』です。
おすすめする理由としては小学5年生で人のたんじょうについて学んでいるからです。

同じほ乳類ですが猫と人間では排卵・妊娠期間・出産まで違いがあります。
また猫を飼っている家では避妊・去勢手術を済ませることが一般的です。
我が家の場合ですが6年生の自由研究では
『猫と人間のたんじょうの違い』をテーマにし
猫に避妊・去勢手術をした理由までまとめました。

・研究のテーマ
猫と人のたんじょうの違い

・研究のきっかけ
私は小学5年生の時に人のたんじょうについて学びました。
家に帰ってから猫と遊んでいる時にふと、人と猫の命のたんじょうの仕方にはどんな違いがあるのかな?と思い、調べてみようと思いました。

猫の妊娠~出産

↑↑排卵や妊娠期間・人間との違いまでまとめてあります。
参考にしてくださいね(*^-^*)

・猫と人間の違う点
人間は自然排卵
猫は交尾排卵
人間の妊娠期間は約10か月
猫の妊娠期間は約2か月
人間は基本1人を出産する
猫は平均5頭を出産する

・共通点
卵ではなく子どもの状態で産む(胎生)
母乳で育てる
つわりがある
*猫のつわりは一時的に食欲の低下が見られる程度

研究のまとめ方としては
「猫と人間は同じほ乳類だけど排卵や妊娠期間が大きく違うことや、猫はとても繁殖能力が高いことがわかりました。
そして私の家では、猫が生後7か月の時に避妊・去勢手術をし、赤ちゃんが産まれないように手術をしましたが、今回の研究でその理由が分かりまた。
猫は1度の出産でたくさん子猫を産みます。
しかし私の家ではそんなにたくさんの猫は飼えません。
今いるこの子たちのことを、責任をもって大切に最後までお世話すること、猫と人間の健康的な生活を守りながら一緒に暮らしていくことが大切なんだと思いました。」

というような感じでまとめました。
学校の先生からとても褒めてもらえたようで娘は今でもこの自由研究を大切にとっておいてあります。
でも思春期の子からすればちょっと恥ずかしいテーマかもしれませんね(;^_^A

紹介した低学年向けのテーマでも、突き詰めていけば高学年でも十分な内容の自由研究ができます(*^^*)
めんどくさいと思いがちな自由研究も、猫が大好きな子や猫と一緒に暮らしている子は猫がテーマなら楽しく自由研究ができるのではないでしょうか♪

ここまで紹介した内容だけでなく、他にも自由研究に使えそうなものがありますので下記リンクも参考にしてみてくださいね(*^-^*)

・猫の肉球の役割

肉球の構造や役割について解説しています。自分の手と比べてみると面白い研究になると思います♪

・猫の毛色と性格の関係

猫の毛色から見る性格の傾向です。うちの子はおとなしい子?活発な子?
全ての子に当てはまるものではありませんが、『猫の毛色と性格のヒミツ』なんて自由研究も面白そうですね♪

・猫のしっぽや仕草から分かる気持ち

言葉の話せない猫はどんな風に気持ちを表しているのかな?
『猫のしっぽの動きや仕草から気持ちを読みとる』なんて自由研究はどうでしょうか☆

・猫の血液型のお話

猫の血液型は3種類。O型はないんです!低学年の子は自分と家族(猫含む)の血液型を表にしてみたりすると面白いですね♪
高学年では人間と猫の輸血について書いてみるといいかもしれません。人間には献血があり、輸血バンクがあります。
動物にはそのような場所は存在しません。では猫は手術や貧血で輸血が必要な時はどうするのでしょうか?
『供血猫』という子がいるのです。動物病院で飼われていたり、供血猫登録をしてくれている飼い主さんもいます。多くの方に知ってもらいたい存在です。

是非見てみてくださいね♪